元号関連銘柄一覧|光陽社、光村印刷、野崎印刷紙業の3社に注目!

★更新内容(2017/1/10)
初回更新

元号関連銘柄

 

元号が変わることで需要が予測される銘柄が注目されるのが基本的な流れだ。業界は主に2種類。

 

  1. 印刷業界
  2. 紙幣識別業界

 

印刷・書籍には、平成~何月何日と書かれているものが多いのでこれを切り替えなければいけない思惑がある。また貨幣についても元号が書いてあるので、新しく自販機、両替機は識別機能を変更しなければいけない思惑がある。

まつやんの選ぶ、元号関連銘柄の本命

 

光陽社、光村印刷、野崎印刷紙業の3社である。光陽社、光村印刷は昭和から平成への改元の大相場を作った銘柄として認知度が高いということ。野崎印刷紙業は、小型貸借で仕手化しそうな雰囲気があるからだ。また、今回大相場を作った銘柄は何十年後かにもう一度相場を作る可能性が高い。そういう意味でも、平成からの改元時の銘柄の動きに注目し、貴重な経験として受け止めておくべきだ(´・ω・`)

 

印刷業界

 

印刷業界のシェア

売上規模のリンク貼っておきます。

廣済堂は規模と時価総額の関係上、面白そう。

 

銘柄一覧

銘柄 時価総額
廣済堂 96億
光陽社 27億
朝日印刷 285億
竹田印刷 48億
光村印刷 80億
野崎印刷紙業 38億
東京機械製作所 72億
共立印刷 159億
図書印刷 419億
ナカバヤシ 157億
共同印刷 377億
カワセコンピュータサプライ 16億

 

光陽社

企画から生産までワントップで行える体制を構築。改元で営業も仕掛けやすくなるかも。
中期経営計画のリンク貼っておきます。決算資料はなし。

 

光村印刷

印刷業の他に電子部品製造、不動産賃貸事業も展開。

 

野崎印刷紙業

元号関連として、チャートがきちんと反応している銘柄。貸借で、仕手化すれば本命にもなり得る。

 

カワセコンピュータサプライ

時価総額の小ささが魅力だが、逆に流動性の懸念もある。貸借なら面白いのだけどね。チャートの反応はまあまあ。

 

貨幣業界

ちなみに貨幣関連銘柄は、カジノ銘柄でもある。なぜならばカジノに両替機をたくさん設置する需要が予測されるからだ。ダブルでの需要予測を構えたいなら、この業界の株式を押さえておくのも良いだろう。

銘柄名 時価総額
日本金銭機械 450億
オーイズミ 162億

 

皇太子徳仁親王の関連

 

皇太子様について調べてみたところ、気になった点が一つ。2007年に国連の「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉総裁に就任されていることが分かった。。皇族が国際機関の役職に就くのは初のことらしいので、その点を考えると「水と衛生」に関する銘柄が注目される可能性がある。

 

NJS-日本上下水道設計

 

時価総額

136億

 

予想PER

18倍

 

過去4年間の業績

単位/億 売上 営利 経利 当期
2015 178.5 18.8 18.9 9.7
2014 148.6 13 13.8 5.4
2013 151.6 8.7 9.7 5.1
2012 136.1 13.3 14.2 7.3

 

業績も安定してて、時価総額も割安で悪くない。

 

元号銘柄はいつまで相場が盛り上がっていくのか?

 

新元号、2019年元日から 退位は前年大みそか想定

朝日新聞の記事が正しければ、実施までに2年間ある。思惑で買い、事実で売るという格言があるが、今の相場にもわりかしあてはまるとまつやんは思っている。だとすると、2年間は関連銘柄は賑わう可能性がある。

 

昭和から平成になった時の様子まとめ

 

日経平均の様子

昭和天皇が崩御された日にちが1989年1月7日で祝日だった。1月9日の日経平均は469円高の30678円をつける。その週は最終的に31298円で終わっている。バブル当時のお話なので、参考程度にとどめておくのが良いとは思うがマイナスの印象ではなかったようだ。

 

自粛ムード

タイの国王が亡くなった時もそうだが、自粛ムードだったようだ。しかし、生前退位となると祝賀ムードになることが予想される。お祭り気分で株価の上昇も見込めるかもしれない。

 

当時の元号銘柄は何だったのか?

昭和天皇が崩御されてからは、先ほども言った通り自粛ムードだったので、CMも自粛されていたようだ。あまり出歩かなったので、レンタルビデオが流行ったらしい。今回はお祭りムードになると思われるので、新天皇に関した銘柄や、やはり印刷物や特集などが増えるので雑誌・新聞関連にも注目が集まる可能性がある。

当時の印刷関連銘柄で伸びが顕著だったものは、光陽社と光村印刷。光陽社は4000円、光村印刷は3000円を付けている。バブルであったことも考慮すべきであろうが、参考にとどめておくべきだろう。今後も改元の度にこの2社は注目しておくべきじゃないかな?

 

作成者: まつやん

IT勤務。ゲーム好き。