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gumiの会社概要
社長
國光宏尚
まつやんは大きなこと言う人は大好き!だけど、行動と結果が伴わない奴は大嫌い。この人は後者の感じがするね。時価総額8兆円が見えたとか言ってた割にはプランがない。言ったからには責任をとろうという気概がない人間を信用しすぎてはいけないと思う。
本社の住所
東京都新宿区西新宿4-34-7住友不動産西新宿ビル5号館3階
後は世界中に開発子会社がたくさん。ゲームのタイトル数を毎年揃えている点は評価できる。
社員数
697名
klabが同規模の人数で、予定通りに開発を終えられないところを見ると、マネージメントはまあまあできているんじゃないかな?
平均年収
597万円
平均年齢34歳。高めの給料だけど、まあ許容範囲内。
株価
921円
権利確定日
次回は2017年4月末が予想
時価総額
約275億
後述するが、誰が為のアルケミストの可能性についてまつやんは大きな期待を抱いている。Fuji&gumiなのがネックだが、仮に売上利益率が25~30パーセント程度マックスでとれれば面白くなりそう。
過去4年の業績
単位/億 | 売上 | 営利 | 経利 | 当期 |
2016 | 214.4 | -22.3 | -22.6 | -33 |
2015 | 275.3 | 4.2 | 2.3 | 1.9 |
2014 | 111.9 | -1 | -1.7 | -1.8 |
2013 | 55.2 | -11.4 | -11.9 | -13.4 |
上場ゴールとか、詐欺とか言われても仕方ない実績だよね。ただ、馬鹿みたいに高い時価総額で上場したので、現金を株主からゲットしてた分、財務に余裕がある。
予想PER
予想なし
第二四半期までは黒字だし、運営しているゲームアプリタイトルの状況を鑑みると、徐々に光が差してきている。
貸借対照表から財務分析
2017年度2Q時のデータを参照する。
現金化がほぼ確実で簡単なモノ
キャッシュ113億円、売掛金24億円。投資有価証券20億。合計157億
負債総額
約57億円。
ネット現金
約100億
資金は豊富だね。他の同じ時価総額のゲーム会社と比較して超キャッシュリッチ。
事業内容の分析
ゲームアプリ事業しかないが、運営アプリを形態別にまとめてみる。
gumi単独のゲーム
- ブレイジング オデッセイ
- クリスタル オブ リユニオン
- ブレイブ フロンティア
- ドラゴンジェネシス -聖戦の絆-
スクエニ|協業型
ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス
Fuji&gumi Gamesのゲーム
- 誰ガ為のアルケミスト
- ファントム オブ キル
- シノビナイトメア
gumiの強みと課題
質の高い型を二つ持っている点にある。
- タクティクス型のゲーム
- ブレフロ型のゲーム
有力なIPをこの二つの型に嵌めこんで展開していけば継続的なヒットが狙えると思う。また、この型をどんどん改良していくことで、gumiの強みはさらに増し、他のゲーム会社との多いなる差別化になるだろう。
- ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス
- ファントム オブ キル
- 誰ガ為のアルケミスト
一方で、現在ヒットしているゲームは協業ゲームが中心だ。Fuji&gumi Gamesについては出資をしているので、ヒットに関して確実に意味を成すことは間違いないが、業績にどれだけ寄与するかは不明なところだ。gumi単独の作品で大ヒットが待たれる。
Fuji&gumi Gamesの出資率
資本金2億4000万円で(出資比率はフジ・メディアHDの投資子会社が79.2%、gumiが20.8%)で設立された。
さらに公式ホームページにFuji&gumi Gamesは関係会社とある。そのことから、最低20パーセントの出資はほぼ間違いないだろう。
今後の株価急騰への材料・成長性
誰が為のアルケミスト
GOOGLEPLAYのページにDL数が書いてあるこれを参照すると、10万~50万だ。IOSと合わせると100万に達するか達していないかだと思われる。一応、アプリ公式では100万人記念のイベントが行われているので、2017年1月でも約100万人程度と思われる。
続いてAPPDBを見る。アンドロイドも参照していただきたいが、12月の売上はまつやん調べのゲームアプリ月商表で見ると月商約3億はあると思われる。
1月の売上は、月商5億、6億にも達しそうな勢いである。これは1月のDLの増加とコラボが寄与しているものと思われる。以上のことをまとめると。
- 100万DLで月商3億
- 1月はDL増加とコラボで約2倍の売上に成長しそう
このことを踏まえた上で、モンスターストライク、パズドラの売上の伸びをおさらいしたい。おおまかだが、これらのアプリは2000万DLまでは売上が伸びていった。ゲームの離脱率を考慮しなければならないのと、当時と違って今はスマホアプリのCMが多い時代であることを考慮して、700万DLまで売上ストレートに伸びていくと仮定する。
そうすると、(700万DL/100万DL)*月商3億=月商21億までは伸びるのではないかと妄想してしまう。
しかし、気を付けなければいけないことがある。このアプリはFuji&gumi Gamesで出されているということだ。つまりgumiの利益がどれぐらいのものになるのかが想像が付きにくい。後は、ジャンルとしてタクティクスゲームが一般層に受け入れられるかも分からない。リスクをまとめると。
- 誰が為のアルケミストはFuji&gumi Games
- DLに対して継続率、課金率が継承される保証はない
- DLが勢いよくされる保証がない
上記は留意しておかなければならないだろう。
タクティクスゲームのノウハウの昇華
誰が為のアルケミストが大ヒットしそうだとまつやんは思っているのだが、そのノウハウを生かしてさらなる完成度をオリジナルゲームないし、有力IPを使ってgumiが単独でやってくれれば、儲かるんじゃないかと期待している。
フジメディアホールディングス
フジメディアホールディングスとの提携はかなりのアドバンテージとして捉えてよいだろう。メディアとしての力と資金力の大きさは頼りになる存在だ。ゲーム事業において、フジメディアホールディングスのgumiに期待する部分は小さくないと思う。
Fuji&gumi Gamesの売上高などの情報について
ゲーム開発・運営の委託等|約16億円
ゲーム開発の受託等|約4.3億円
広告費負担|5.6億円
売上高 1,509,323千円
税引前当期純利益金額 342,649千円
当期純利益金額 20,627千円
このへんの数字から、ぼんやりとFuji&gumi Gamesとgumiの取り分が見えてきそう?
まとめ
まつやん的には買いよりかな?誰が為のアルケミストの潜在的能力とゲーム開発力は評価したい。
買い煽り
- 誰が為のアルケミストのポテンシャルは偉大
- フジメディアホールディングスとの協力関係はゲーム会社の中で優位性になる
- 成功しているゲームの型を複数持っている
売り煽り
- 収益に対して時価総額は割高
- 経営者が信用できるか疑問