マヨラナ粒子というものを利用すれば、量子コンピューターの重ね合わせ現象の技術的問題を解決できる可能性が高いと言われている。どのように役立つのか?技術のマネタイズ方法やマヨラナ粒子関連銘柄をまとめていく。
量子コンピューター
量子も、マヨラナ粒子も基本的機能は一緒だ。何が一緒なのかというと、コンピューターにおける使い方が一緒なのである。通常のコンピューターというものは、1と0の二進法で成立している。
量子コンピューターがなぜ注目されたのかというと、この1と0で今まで表現されていた、方法を変えようとしているからだ。具体的にどのように変えるのかと言えば、コンピューターの内部で、1にも0にも変わることができる量子を利用することで、計算スピードを飛躍的に向上させる。
今までのコンピューターは1は1だし、0は0だったが、量子コンピューターは違う。1にも0にも可変的に変われる量子で計算できるのだ。
マヨラナ粒子VS量子
量子は1にも0にもなれるのだが、問題がある。この1にも0にもなれる状態というのは、優れてはいるのだが保つのは難しい。保てないとなると、当然エラーが出る。コンピューターにエラーが出ては使い物にならないだろう。
精度を高めるべく、量子コンピューターの世界でも頑張っているが、マヨナラ粒子を扱えば、安定性が非常に増すのでこの問題が解決される可能性が高い。
マヨラナ粒子関連銘柄
www.nikkei.com/article/DGXMZO32870170R10C18A7000000/
京都大学や東京大学、東京工業大学のグループが発見したということで、大学と組んで開発していくということになると思われる。まだ発見したかもレベルなので、どうなるかは分からないが、考えておくことは重要だ。
富士通
スパコンの開発と言えばやはり富士通なので、当然絡んでくる可能性が高いと思われる。
富士通フロンテック
時価総額もそこそこうまみがあるし、富士通系。ここが一番面白いのかなと思う。