ウォルマートの西友売却から見る、小売り業界のトレンド

エブリデイロープライス、日本の西友でも、世界のウォルマート流を貫きとおした結果、今回の売却の運びとなったが、まつやん的には西友は一定の評価は日本市場でされていたと思う。安いイメージはあったし、確実に一定の人気はあった。

今回、なぜ西友を手放す決断をしたのか?そこから見える小売り業界のトレンドについて考察してみよう。

 

ネット企業の台頭、特にアマゾン

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やはりアマゾンの存在は日米ともに大きい。アマゾンなんかは特に毎年とんでもない額の増収を繰り返している。アマゾンプライムで囲い込みも物凄い勢いで行っているし、ネットのコストコにもなりつつある。

収益面ではクラウドでトップを走りつつ営業利益も出してきている。まさに規模の経済で世界の小売り、ITを独占しようと画策している。営業利益を上げなくても株価で評価されるので、どんどん投資できる。

例えばウォルマートは純利で1兆円近くあるが、これを全額投資して、利益は今年はなしですとかはできない。株主が許さない。でもアマゾンは許されてしまう。アマゾンもその気になれば、純利1兆円ぐらいは簡単に出せるはずだ。でも出さない。投資する。そりゃ馬力が変わってくる。

 

ウォルマートもネットへ!小売りのトレンド



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実店舗からネットへの流れをいよいよウォルマートも本格化させてきているということだ。インドのフリップカートを買収したことも記憶に新しい。

ライバルは当然アマゾン。アマゾンと対抗していかなくてはいけない。物流、倉庫、すべてにおいて対抗しなければシェアを奪われ利益を奪われる。

日本は最近はインバウンド需要で百貨店とかが好調で、生き残っているが、インバウンドだけでなく、日本の消費者もきちんと取り込んでいこうと必死だ。しかし、ネット通販というのは意外と簡単ではない。

アマゾンのように即日配達できる仕組みを用意するのは難しいのだ。在庫を管理する倉庫も必要だし、自社内物流を管理するのも大変である。

 

小売りのシェアはどこにいった?

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日本ではドラッグストアもなかなかに好調だ。一方で個人商店などはほぼ絶滅していると言っていいだろう。現在の小売企業の伸びというのは元来の個人の小売店からシェアを奪っているのだ。

しかし、間もなく個人商店も消滅したら、今度は企業間での戦いになるだろう。

小売りのシェアは昔は安売りと立地競争にその主戦場はあった。しかし今は、そこにネット空間が存在している。ネット小売りとリアル小売りの両面で考えないと市場シェアを正しくとらえることはできない。

 

小売りのネットシェアを奪う方法



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ネットというのは、UI設計と習慣が購買に大きく影響する。アマゾンはその点がよく分かっている。だからこそアマゾンダッシュのようなものを家に配置する。あれは、家に店舗を持つようなものだ。

アマゾンの知恵を上回るようなものがなければ、ネット小売り業界シェアを獲得することはできないだろう。しかし、現実は厳しい。せめて既存のシェアをアマゾンに奪われないようにするだけでもといったところだろうか?

ウォルマートの西友売却には、アマゾンへのせめても抵抗のようなものをまつやんは感じた。

 

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