シェアリングエコノミーが日本でも少しずつ浸透してきている訳だが、昨今は駐車場さえもシェアリングしようとする動きが少しずつだが動き出そうとしいる。駐車場シェアリングが具体的にどのような恩恵を社会にもたらすのか?考察していく。
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駐車場シェアリングで変わる駐車場ビジネス
パーク24とかがバンバン駐車場立て捲ってる。有名人で言うと、松本人志とか壇蜜と言った人たちも駐車場を将来の年金替わりにしようなんて話もテレビで聞く。
実際駅前のパーキングとかいつも満車だ。ちっちゃい駅も満車。1日400円とかの料金だと月にまるまる止めても12000円だから正直都会ではそんなに高くないどころか、安い。
しかし、駐車場シェアリングが始まると、そんな情勢も変わるかもしれない。
大企業のビルの余ってる駐車場が解放される?
駅前の大企業の駐車場。毎日満車というわけではない。空いているところも結構ある。もったいない。そういう訳でシェアリング用に提供したら、全国で見ればそこそこの収益になるかもしれない。
今、遊休地ビジネスが進行しているが、例えば、フィル・カンパニー。フィル・カンパニーは上場会社だが、郵便局の遊休地を利用した業務提携などがある。
www.nikkei.com/article/DGXMZO23204130X01C17A1EE8000/
フィル・カンパニーの奴は実際建物を建てなきゃいけないので費用がかかり、ちょっと手間と金がかかるが、シェアリングで駐車場ビジネスとなると、既存の駐車場を必要のない時だけ貸せばよい。
参入するのに、面倒がない。
民泊の駐車場版が駐車場シェアリングになるかも?
駅の近くに住んでいて、日中は車庫が空いているような家で、日中だけ駐車場を貸すなんてことも可能と言えば可能だ。駐車場シェアリングというと、どんな人が車を停めるのかわからない。たまにニュースなんかで、いらない車を駐車場に乗り捨てるような人も見る。
そういう怖さがあるかもしれないが、例えばそういう場合の対処もシェアリング運営会社側で全部やってくれると、そういうことになれば、一気に駅前の遊休地、時間的な遊休地が解放される可能性がある。
そうなれば、駅に近い家の価値なんかはますます上がるし、家の駐車場が使ってない分資産を生み出すなんてことになれば面白い。駐車場2台分のスペースがある人はお客さんが来ないときは毎日貸すなんてやり方で月に2万、3万稼げれば結構おいしい。
駐車場シェアリングで駐車場不足は解放される、そしてそれは自動運転社会への布石にもなる
シェアされた駐車場を使って、タクシーの待機場所になったり、様々な使われ方は今後想定される。これもAIやスマホが発達してきたうえで世の中が変わっていくということだ。
ソフトバンクの参入はそういう意味で先を見ているなとつくづく感じる。
駐車場シェアリング関連銘柄
先ほどから上げている。
- ソフトバンク
- フィルカンパニー
- ガイアックス
ガイアックスはシェアリングエコノミーに力を入れていて、時価総額も低く面白い。