貧富の格差、格差社会が広がると得をするのは、ユニクロとシェアリングエコノミー会社である。

経済格差、貧富の格差が広がる中で人々の消費傾向というのは一定の方向性が出てきている。ネットが普及して大衆の娯楽は安く手に入るようになった現在、車も時計も売れない、そんな世の中になりつつある。

 

お金がなきゃ、車も買わないし、高級時計も買わない。

 

日々の生活にカツカツなのだ。みんな。それでもまだ独身はいいだろう。子供を育てて大学まで養うとなると、食費、小遣い、塾代、被服代、通信費など結構かかる。奥さんが専業主婦ならば、なおさら一馬力で稼がなければいけない。

家族にお金がかかることを取り上げると、物凄い反発される傾向をツイッターなどをみると感じる。確かに口に出して言うと養われている方が負い目に感じるようなことはあってはならないだろう。

しかし、現実問題として、世の中のお父さんたち、お母さんたちは頑張っているのだ。ここに関しては、教育費無償化など少しずつ進展してきているが、まだまだきついと思う。

 

富はどこにいった?

 

結婚も自由、子供を産むことも自由の世の中で、積極的に家族を持とうとしている人がだんだんと減ってきて、少子化の傾向にある。国として、家族を持つことにもう少しメリットを与えていかなければ、どんどん人が少なくなってしまう。

お金を本来使ってほしい層がカツカツなのが、今の日本だ。そしてお金がないから、車を買わないし、購入時計も買わない。まつやんはトイレを借りに百貨店の中を通るのだが、宝石、時計売り場にいるのはおじいさん、おばあさんが多い。

 

お金がなくても、服は買わないといけないし、楽しみたい

 

お金がない中で限られた中で最大限楽しむ方法が、現代社会では発達した。インターネットはそれを象徴するようなものだ。ネットで恋も、音楽も、映画も全部ネットで出来る。しかも格段に安く、場合によっては無料でだ。

外に出かけなくても楽しめる、ならたまに外に出かけるのに、高い服が必要か?ユニクロみたいなノームコアブランドが流行る、持たないことがかっこいいという文化が流行する。これは格差社会へのアンチテーゼにもまつやんは感じる。

そして、最近ではシェアリングエコノミーというものが流行しようとしている。自転車も、自動車も、駐車場もみんなでシェアしようというものだ。

所有しないということを許す会社が、価値を生む社会に変貌しつつある。AIがそれを可能にする。格差社会の中で娯楽が多様化し、それが今後の人間社会を、文化を新しい時代へと導いていく。

 

ソフトバンクの孫正義氏が情報革命ということをよく述べているが、格差社会、少子化社会への一つの回答なのかもしれないとまつやんは最近考えるようになっている。

 

作成者: まつやん

IT勤務。ゲーム好き。