トランプ氏、FRBの利上げ批判!なぜ中央銀行の独立性が大事なのか?

トランプ大統領がFRBの利上げに対して嬉しくないと批判を述べた。これに関して中央銀行の職務に対する越権行為であるとして批判が集中している。なぜ今回のトランプ氏の発言はダメだったのか?まとめていく。

 

中央銀行は何の仕事をしているのか?

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簡単に言えば通貨価値を守るためであり、強いて言えば、国民の経済活動を保護するためである。お金の価値があまりにも急速に変わりすぎてはお金で物を交換することはできなくなる。ジンバブエドルの話を聞いたことがあるだろうか?

インフレの速度が速すぎるので、ジンバブエの自国通貨である、ジンバブエドルでは売買を断れるのだ。通貨が通貨の機能を果たさなくなれば経済活動が物凄く面倒になる。

コメを1KGとポテトチップス10袋を交換なんてことになれば、今度は交換のためのコストもかかって、経済活動としてとても非効率なことになるのだ。

 

政府の仕事



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政府というのは、基本的に「選挙で勝つ」ために政権運営を行っているようなところがある。権力の維持であり、それは独裁国家だろうが民主主義国家であろうが同じだ。

内閣総理大臣は支持率が高ければ何期でも続けさせるし、人気がなくなって政党そのもの価値が下がりそうであれば即刻下す。そういう感じのシステムであることは、政治活動を見続けてる大人なら、当たり前に察しがつくだろう。

さて、「この選挙で勝つ」という目的。この目的を遂行するのに、大きな目安になるのが株価である。株価が高ければ、増資しやすくなるし、株を持っている人たちからの支持を得ることができる。

世論を作っている層というのは基本的に富裕層だ。この層からの支持を得ることは選挙で勝つうえで非常に大事なのである。つまり株価を上げ続けることで、「選挙で勝つ」という目的が遂行できる。

 

なぜ中央銀行は政府から独立してなくてはいけないのか?

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政府は株価を上げたい。中央銀行は通貨価値をコントロールしたい。この目的の中で、政府に中央銀行が支配されるならば、通貨価値のコントロールを無視して、株価を上げることに精力を尽くすことになる。

つまり少々のインフレは無視していいから、利上げなんてせずに、お金がジャブジャブな状態を作れということである。要するに金融緩和しろということだ。金融緩和に関しては下記に参考リンクを示しておく。

 

 

トランプ氏は株価や経済指標を良くしたいから、中央銀行に対してインフレ率のコントロールを少し緩めろと脅したということなのだ。だからこそ、今回批判され、ダメだと言われているのである。

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