仮想通貨関連の銘柄が最近おとなしい。しかし、ETF承認となれば再びビットコインの価格は上昇するであろうし、再び仮想通貨関連銘柄が盛り上がる可能性がある。
既存権益との闘い
仮想通貨が認められて、大量にそこに資金が投じられるとなると、既存の支配者からすると面白くない。バフェットであったり、マイクロソフトのビルゲイツなんかが反対する理由もそのへんにあるのだろう。
正直言って、新しい人間に権力が移行する。特にアメリカなんかはドル本位制のような世界での影響力を失う可能性がある。
しかし、アメリカは革新的な国だ。どうせ仮想通貨が流行して、世間に根付くのであれば、最初から自分たちの利益になるように誘導するだろう。
実際のところ、仮想通貨関連でETFまで積極的に動き出しているのだからさすがはアメリカといったところである。
中国は規制ではあったが、現在は?
中国の方も規制が解除される方向にいくのではと、ビットポイントのセミナーを受講した人からはそんなうわさをちらほら耳にした。
アメリカでETFが承認されるならば、そこを皮切りに世界で一気に普及が進んでいく可能性がある。そもそもこの分野では、日本が取引量も多く、先進的だったが、やはり日本は規制が進んでいる。コインチェックも問題を起こしたので、なおさら規制は厳しい方向だ。
アメリカでビットコインは承認されるのか?
権力者側が、ビットコインなどの仮想通貨をメインストリームに乗せれるかどうかはロビー活動にすべてがかかっている。そして、その資金提供者はビットコインを大量に保持している長者だろう。
何度か、ビットコインのETF申請は否決されているが、いずれ、準備が整った段階で承認されていくだろう。SECの中でもそうだし、日本でもビットコイン、仮想通貨に対してポジティブな動きをしている政治家は存在している。
結局のところ、政治家や政策を決定する側が、ビットコインのポジションを持つかどうかで決まる。ロビー活動に資金を回してくれるか、本人が持つかである。
アメリカでは、全くもって仮想通貨が反対されるようなことには現在なっていない。賛成派も多くなってきている。だいぶ権力者側にもビットコインに関連したメリットが提供されはじめているのだろう。
ETF承認で本当にビットコインの価格は上がるのか?
金のETF承認時には大きく値上がりした。そのことを考えるとビットコインも期待できるのではないだろうか?金はそもそも昔から、価値を認識されており、金兌換性というシステムが存在したぐらい資産価値が担保されたものだ。
一方、ビットコインは価値があるのかないのか、よくわからない存在である。しかし、逆に言えば、ETF承認によって、価値がある程度明確になる。
むしろ金の時よりも上昇するのではないだろうか?