2020年の船舶の燃料規制で世界の船舶物流が変わる!エネルギー規制関連銘柄!

2020年に船舶の燃料に関する規制が世界中で始まる。この結果、重油から液化天然ガスに変わる。これによって世界の燃料事情は大きく変わるだろう。重油の時代は間もなく終わりに近づく。

 

自動車でも船舶でも石油の時代は終わる

 

世界の歴史は産業革命時に石炭から始まり、石油によって大きく発展を遂げてきた。昔の石炭が終焉を迎えたように、石油も少しずつ終わりが近づいてきている。自動車に関しては、EVだったり水素が主流になってくる流れは決まっている。船舶に関しては天然ガスだ。

いずれも地球の環境問題が理由である。石油の枯渇が何年も前から議論されてきたが、いよいよ人類はそれを克服する道筋を見つけつつあるのだ。

 

船舶のエネルギー規制で変わること

 

燃料が変わるので、石油関連の会社は今後厳しくなるだろう。国際石開帝石や石油資源、昭和シェルなど苦しくなる。そもそも省エネの時代になってきているので、燃料そのものはかなり厳しい。

国家単位で考えても、ロシアや中東の国は厳しくなってくる。エネルギー依存度が減ってくるからだ。オーストラリアのように少しずつ、産業を開拓していかなくてはならないだろう。資源国家が成立しなくなる時代がやってくる。

 

エネルギー規制時代においてどのような国、会社が有利なのか?

 

省エネ技術のある会社や、自然エネルギーの会社が伸びてくることは間違いない。有限の資源ではなく、自然の無料のエネルギーを発電エネルギーに生かすことが大事になってくる。

そもそも太陽光などのありふれた無料エネルギーで世の中が成立するなんてことは昔で言えば夢物語だったが、昨今ではいよいよ現実化してきている。技術の進歩は凄い。それこそドラえもんの世界に近づいてきている。

 

エネルギー規制関連銘柄

 

レノバが面白いんじゃないかなと思う。千本会長のもと、シェアを伸ばそうとしている企業だし、志の高さを感じる。営業利益はまだまだだが、計画は壮大でEBITDAの値も高い。

計画の現実性が問われているので、株価も抑え気味ではあるが、国策銘柄である。世界の潮流にも乗っているので、面白いのではないだろうか?

 

株式投資は国策

 

国策ということは、市場規模が大きくなるということである。今後国がこの分野を伸ばしていきたいということである。そういう分野ならば、シェアだけを大事にしていけば、自然と業績はのびていく。

既存のシェアを持っている会社は、利益率を確保したいから、積極的な値下げはなかなかできない。携帯事業なんかと同じである。そこに新興企業のチャンスがある。

レノバのような会社は大きなチャンスがあるだろう。

作成者: まつやん

IT勤務。ゲーム好き。