投資というものは儲けたいという気持ちが根本にある。一方で投資は失敗すれば、損失を伴う。
たくさん儲けたいと欲張る人は信用取引を使って、資本にレバレッジを効かせる。そうすると、損失の額も多くなる可能性が出てきて、今度は欲が恐怖に変わる。
どのようにマインドをコントロールしていけばいいのか?考えていく。
欲張りは正しいのか?
損小利大という言葉がある。損を小さくして、利益を伸ばせということだ。株の本質だとまつやんは思う。この中で利益を伸ばすというのは欲張れという意味だ。
だから欲張りであることは必ずしも悪いことだとは思わない。むしろ、欲をかくことは、利益確定を先延ばしにする恐怖と戦うことでもある。
この利益確定を我慢できる、恐怖と戦えるマインドは重要だ。だから利を伸ばすという面では欲張ることは正しい。
欲をかかないことの美点は信用取引を使わないこと
一方で欲張りさんにありがちな信用取引を使うことは正しくない。信用取引は儲かると大きいが、損をすると資産をほぼなくすようなダメージを受けることがある。
マックスで3.3倍程度ベットできるので、株価が三分の一下がれば、全財産を失う。
欲を出さないことも重要だ。すぐに結果を出そうとする欲を抑え込む。早く楽になりたいという思考はやはりダメなのだ。
早く楽になりたいという思考、投資における欲と恐怖
早く利益確定をしたい。これは損を絶対にしないという状態に早くなりたいという欲である。
早く金持ちになりたい。これは勝負から早く逃れたい。そういう気持ちが表れている。
どちらも逃げたい、早く楽になりたいという気持ちがある。よく勝負事の世界では洗面器から顔を最後にあげた奴が多くを得るという言葉がある。
株の世界でも同じだとまつやんは思う。耐える。居心地の悪さに耐える。現状分析をしっかりした上で、見込めそうな利益が分かっているなら、きちんとそこまで耐える。
投資における恐怖と欲との付き合い方は我慢にあるのだと思う。
欲をかく投資家は、退場していった
【2018年相場】失敗するダメ投資家はなぜ退場するのか?その特徴と予防策!
どのようにして、欲が結果として退場に結びつくのかは上記を参考にしていただきたいが、やはり早く金持ちになりたいという欲をかくのはあまりよろしくない。
後は意地になってしまうのもよろしくない。銘柄に固執するということだ。これは、この銘柄が自分が手放した途端に上がるのが悔しいということだろう。
過去に執着せずに未来を正確に見つめることが大事なのだ。