専業投資家の友人が何名かいるのだが、その人たちのウンチクをまとめていく。具体的にはどの程度の資金が必要なのか？どのようなことに気を付けているか？心構えなどを解説していく。
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株で生活するのは楽ではない
毎日儲かる保証がある仕事ではない。働けば、必ず給料が出る仕事は期待値は常にプラスだ。株は働いても損をする可能性がある。
紛れもなく、そこにはギャンブル性というものがある。必勝というものはない。運もそこには介在する。自分の実力がどの程度かはっきりとわかる指標もない。
一生勝ち続けて、株で生活するのは無理かも
多くのトレーダーがいつのまにか退場していた。自分もそうなるかもしれない。いや、自分だけはそうではないと、思っている。まつやんの友人の専業投資家もどこかそういう雰囲気を醸し出している。
今勝っててもその方法論が今後も通用するとは限らない。むしろ、いつかは退場する。そんな人の方が多いのだから、むしろ辞め時の方が重要なのかもしれない。
ネットで勝っている人間を鵜呑みにするな
ああいうのは大体業者である、というのが、専業投資家達の見解らしい。GMOクリック証券のトレードアイランドような、きちんとした証明がない限り、信じるべきではないというのが基本だ。
年間パフォーマンスが100倍とか毎年叩きだしているようなブログはまず嘘であると言っている。
そもそもそんな成績を出すのは、相当なリスクをしょってないとできない。
2倍にするのだって大変、10倍に出来たら奇跡的な年。それが100倍を毎年なんて、あり得ない。そんな人間がいたら、もう既に金持ちだという理屈らしい。
株で生活する、株で生計を立てるのに必要な資金
2億あれば、REITなどに分散すれば生活できるのでは？安定も得られると言っている。しかし、2億あれば、運用しなくてもいいかもとも言っていた。
分散投資の配当狙いで、バイトしながら生活なら1億でも大丈夫かもなと言っていた。しかし、それでは株で生活するとは言えないだろう。
デイトレーダーって常勝に見えるけども
期待値で勝負するのがデイトレーダーである。しかし、その期待値がいつも通用するとは限らない。負けてる時に熱くなったら、一瞬で資産が燃える尽きる。そんなリスクもある。
デイトレーダーの専業投資家は、ネットの情報を信じるなと繰り返し言っていた。
負けてる投資家は消えていく。勝ってる調子のいい時しかブログもツイッターも続けない。負けても見栄で嘘をつく奴もいる。生存のバイアスがそこにはある。
結局、投資は自分と相場との闘いである。大規模な下落相場の後には、ほとんどの投資家が音信不通になるのもまた、常なのだ。
