有名投資家は有望銘柄の投資情報をどこから得てくるのか?

ツイッターなどで銘柄が連呼されるが、その銘柄はどこから得た投資情報から有望だと判断しているのか?株式投資の初心者にとっては疑問だと思う。この疑問を今回は解決したいと思う。

 

有名投資家には常に監視銘柄がいくつもある

 

四季報に書いてあったから、投資したとか、そういう当たり前の情報が元になっていることが多い。日経新聞だったりテレビがきっかけになる場合もあるだろう。

ただし、テレビで見たからすぐに投資するとかそういうことではない。では、どのようにして、投資の意思決定をしているのだろう?

 

良さそうな銘柄をテレビや雑誌、新聞で見つけてストックして株価下落を待つ

 

優れた経営者だったり、技術を持つ会社をまずは、誰でも得られる情報で知る。そして、それらの会社の株が下落して割安になるのを待つのだ。

待っている間に、その会社を深く調べたり、戦略を調査したりする。優れた経営者というのは常に仕掛けを持つ。株価上昇だったり、業績上昇のために絶えず策を練っている。

そういう面白そうな会社を何十、何百とストックしておくのが大事なのだ。

 

いい会社の決算資料は毎回見る。できるだけ見る。

 

決算資料や、決算動画に株価が上がりそうなネタが書いてあったりしゃべっていたりすることは結構ある。経営者が来期の数字は自信があるとか、強気なことをインタビューでいったりすることもあるのだ。

ツイッターなどで銘柄を煽る人は、そういう情報源を常に探している。面倒な作業ではあるが、みんなが気づいていない情報をいち早く掴むのが、一番リスクなく勝てる方法だ。

 

情報の株価へのインパクトを考える

 

掴んだ情報が株価にどのくらいの影響を及ぼすのか、考える。情報と株価を見て、割安かつ情報によって株価の上昇余地が高いかを判断していく。

このへんの判断の基準はその時の相場環境や、人それぞれのセンスになる。

2018年現在は相場環境がいいので、強気の判断でもいいが、リーマンショックのような大暴落相場だと、ネタが良くても株価があまり伸びないことがある。

売り手と買い手の強さのバランスが株価を決めるので、買いたい人が多い環境の方が株価は伸びやすい。

 

まとめると、情報源は大したことないが、情報を追い続けることが大事

 

情報源はテレビとか雑誌とか、意外と普通。そこから、監視指定した銘柄を追い続ける作業によって得られる情報こそが価値がある。

面倒な作業だし、時間もかかるが、人より抜きんでようと思えば、そういう手間は必要だ。

 

作成者: まつやん

IT勤務。ゲーム好き。