玉城デニー氏、沖縄県知事選に勝利!安倍自民党と日米外交、辺野古移設関連銘柄への影響は?

玉城デニー氏が沖縄知事に当選した。自民党、維新、公明、希望が支持した佐喜真淳は敗北。沖縄の人たちと政権との熱差がはっきりと出た。

焦点は当然、米軍基地である。米軍基地の辺野古移設反対が支持された結果だ。これにより、安倍政権の支持率と日米外交、辺野古移設関連銘柄にどう影響が出るのか?考えてみる。

 

辺野古移設関連銘柄

 

五洋建設【1893】が建設受注に関してネガティブな影響を受けると言われている。工事代金が見込まれていたものが入らないのではないかという懸念だ。

そもそも沖縄の経済というものは、停滞気味だ。時給や賃金も低い。根本に沖縄の経済状況が、この基地問題とも大きく絡んでいるとまつやんは思う。

 

沖縄の雇用

 

まつやんは沖縄旅行にいった時にタクシーの運転手からよく聞く話が雇用問題だ。米軍基地は沖縄の土地の中でも大きな割合を占めている。さらに米軍相手の商売で儲かるだろうと言われるが、実際はそうではないらしい。

米軍基地内の雇用は米軍の家族が従事していることがほとんどということだ。つまり沖縄は土地だけとりあげられて、雇用もままならず、若者の失業者も多いということだ。

この話の真意は定かではないが、沖縄に雇用問題が存在するのは、他のデータからも真実だと思う。本土はアベノミクスやらで盛り上がっている中で、沖縄の経済が停滞していることを本土の人間は認識しなければいけない。

 

安倍自民党への影響

 

安倍総裁が再任してから、初めての選挙だったが、痛い敗北である。これは安倍政権にも少なからず影響はあるだろう。沖縄基地問題は米国との外交問題も絡みあっている。

当然トランプ大統領との関係悪化の可能性もある。政府としては、既に決定している事項なので、移設に関しては県と争う姿勢らしいが、ますます沖縄県民との温度差が開いていく可能性がある。

 

日米外交問題

 

さすがに、この問題をたてにして、日本への経済制裁を行うことはないと思うが、軍事費の負担を日本側に大きく求めてくる可能性はある。

また、米軍が沖縄から撤退という可能性。さすがに考えにくいが、考えておかなければならない。そうなると問題になるのが中国の動きである。

中国は海域侵攻を既に始めている。米軍基地がなくなれば、ますます圧力は強まるだろう。そうなると日本国全体の防衛問題にも発展する。

 

沖縄へ経済支援と納得感を

 

沖縄の基地問題の根本には貧困問題がある。まつやんはそう考えている。本土としては、大事な防衛拠点が沖縄にあるのなら、沖縄の人たちには納得してもらう必要がある。

沖縄への設備投資、インフラ投資が必要なのではないだろうか?まつやんは本土側の人間であるが、やはり防衛前線にある沖縄は危険にさらされているのは事実だ。米軍基地による事故もやはり存在する。

ならば相応の支援をしてもいいのではと。そう考える。

 

作成者: まつやん

IT勤務。ゲーム好き。