株は単純。みんなが恐怖におののいているときに買い、陶酔状態の時に恐怖を覚えて売ればいい。

バフェットの言葉だ。「みんなが恐怖におののいているときに買い、陶酔状態の時に恐怖を覚えて売ればいい。」つまり、底なし沼だと思う時に買い、底なしに上がるぞと思った時に、熱狂時に売れということ。

 

バフェットのこの言葉は大体正しい

 

オーバーシュートした時に売買せよ。株の基本は確かにそうだ。まず負ける可能性が格段に減るだろう。株は銘柄選びも大事だが、タイミングはそれ以上に大事である。

ぶっちゃければ、どうしようもない株であってもタイミングさえよければ儲かってしまう。タイミングだけで勝負するデイトレーダーもいるぐらいだし。

ただ、この言葉にも問題はある。みんなが恐怖してる時って具体的にどういう時なんだ?また陶酔状態はどういう時なのだ?これが分からなきゃ売買できないと思う。

 

みんなが恐怖におののいているときとは?

 

言葉の通りとれば、暴落してる時だろう。ただし、どれぐらい暴落すればいいのか?また、どういう銘柄なのか?このへんをはっきりさせないといけない。

バフェットが購入する銘柄というのは、基本的に優良銘柄だ。成長株であり、収益も安定している株。そういう株は基本、株価は下がりにくい。

だから半値になるとかそういうことは、相当な暴落でない限りない。

だから、もしバフェットが買うみたいな株で30パーセントぐらい落ちれば、それは暴落と呼べるだろう。もっともそういうリーマンショック級の売りが出た場合には新興株なんかは70パーセントぐらいは落ちていそうではある。

 

陶酔状態の時とは?

 

新興株を例にとってみると、200億の壁と2000億の壁というものがあるとまつやんは思っている。つまり、実績のない株が陶酔状態になったとしても、時価総額200億と2000億を突破するには相当なエネルギーがいるということだ。

言い換えると、収益がまだ成り立っていないのに、2000億を突破することは難しいということである。

後はPER100倍を超えるなども陶酔状態と言えるだろう。ただし、これは時価総額や営業利益、売上の規模によっても変わる。PER単独だけでは判断しにくい。

 

ツイッターや掲示板などを参考にする

 

株クラスタのツイッター勢はいつも煽ってるが、本当の暴落が来ると割と静かになる。退場しているか、相当食らってるんだと思う。不思議なぐらい静かになるものだ。

特にいつも小うるさい感じのアカウントが沈黙してから、しばらくするともう一段暴落がきてクライマックスになる感じだ。

この暴落というのも不思議なもので、そこまで株価が下がっていなかったとしても、信用倍率が高いのかわからないが、退場者が増えるときがある

市場環境によるということだ。市場が警戒していない時に、急激に下がることで、退場者が大量に出現する。そういうこともあるので、暴落率だけでツイッターや掲示板の様子を判断することは難しい。

日経平均などのマクロ指標やSNSなど複合的に使用して、場を判断すべきである。

 

作成者: まつやん

IT勤務。ゲーム好き。