ちょっと儲かるとすぐに専業になりやがる人が多い。しかし、兼業の方が断然良いと思う。その理由を述べていく。
兼業投資家のメリット、デメリット
メリット | デメリット | |
メンタル | 安定収入があるので、メンタルは整う。人との関わりが心を安定させる効果もある。 | 覚悟という面では専業投資家の方があるかもしれない。 |
資金力 | 投資で多少失敗したとしても、本業の収入でカバーできる。本業の収入を軸に攻めることも可能。 | 特になし。 |
研究時間 | 時間は確実に少ないので、メリットはなし。 | 本業が主体なので、時間は少ない。ただまつやんは、研究に時間をかけすぎても意味はないと思っている。 |
兼業投資家はデイトレーダーにはなれないのは確実だな。
なぜ兼業がいいのか?
当たり前の話だが、安定収入が入ってくるからである。これは非常に大きい。なぜならば、株式投資の世界は働いても多額のマイナスなんて年が存在するからだ。
働いてるのに、お金がマイナスってどういうことよ?まあ、綺麗ごと言ってもギャンブルの世界だからな。
とにもかくにも、そういう感じで兼業の安定性というのは素晴らしいということだ。
兼業の方が攻めやすい
収入があるということは、それを自転車操業すれば、基本は困らないということである。それなりにきちんと働いていれば職にも困らない時代だし、アドバンテージである。
だからこそ、攻める投資ができる。損を覚悟した投資ができる。
損をしないことが理想だ。とても大事なことだ。
しかし、実際問題リスクをある程度とったポジションの方が早く金持ちになれる。それを可能にするのが定職である。
専業になって小さい投資家になった人
専業になってリスクを上手にとれなくなった投資家をまつやんはたくさん見てきた。あるいは、無意味にリスクをとるようになった投資家もいた。なぜ彼らは変わってしまったのか?
安定収入がないという恐怖が彼らを相場がせかしたのだ。
心理的要素がトレードに与える影響というのは非常に多い。株式投資は自由度が高い働き方だからだ。それが無意味なトレードに走らせる。
変わらなきゃいけない時もあるだろう。ビジネスの世界は特にそうだ。しかし、株式投資の世界は変わることが大きなリスクになることがある。だからこそ難しいし、奥深い。
兼業投資家のトレード方法
相場に張り付いていられないので、企業分析を主軸にした、投資方法になる。あるいは中長期のスイングトレーダーだな。日中の板の動きを見る必要がない投資方法だ。
比較的、のんびりとできる投資スタイルだと思う。精神衛生上もよろしい。
株式投資家というものは、精神が安定していることが、割と重要な仕事だ。プロスポーツでもメンタルが大事と言われるが、それ以上に大事だとまつやんは思う。
何しろ、突発的にとんでもなく冷静さを欠いたトレードをしてしまうことも多々あるからだ。そしてそれが命取りになったりする。