米国株のAIを制すれば、世界を制する。米国内のAI関連銘柄を研究していく!ちなみにAIって何の略か知っているかい?Artificial intelligenceで、Artificialというのは人工的という意味だ。
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マイクロソフト Microsoft (MSFT)
やはりテクノロジーの分野では外せない。マイクロソフト。Maluubaを買収したことでも最近では動きがあった。Maluubaという会社が何をやっているのかというと、人間と変わらないほどの読解力があるということだ。
検索エンジンの改良にも役立っていくかもしれないし、またAIの応答にも役立つだろう。
CEOサティア・ナデラは製造、教育分野でのAIの活用についても意欲的だ。今後の決算も含めて注目していきたい。
グーグル Alphabet (GOOG)
言わずと知れた、検索エンジングーグルの会社だな。最近の動きで言えば、Kaggleの買収だろうか?機械学習のプラットフォームであり、プログラマー達に優れた機械学習プログラムのコンペをさせるのが特徴だ。
実にグーグルらしい買収だと思う。
さて、グーグルはたくさんのAIベンチャーを買収しているが、グーグルが目指す未来の方向性はカメラ、つまり目を使った人間の行動学習である。アマゾンが既にスタートしているが、無人コンビニに代表する無人店舗、無人化。機械が運営する店舗を目標にしている印象だ。
サンダー・ピチャイもしばしばその方向性について述べている。
バイドゥ (BIDU)
厳密には中国株であるが、米国株式に上場し、資金調達しているので、列挙させてもらう。アリババ、テンセント共に協業している企業だ。何をやっている会社なのかと言えば、中国のグーグル検索エンジン版だと思えばよい。
テンセント、アリババに勢力としては押されがちではあるが、検索エンジンから拾い上げるビッグデータを生かせれば、中国一のトップ企業に踊り出ることも可能である。
世界の覇権を米国と争う中国勢、AI研究に3000億もつぎ込む決意を示している点も含めて、バイドゥを紹介しておきたかった。
Nvidia NVDA
半導体の会社として急成長している会社。近年凄まじい勢いで成長している。日本ではソフトバンクが出資していることでも有名だ。さて、この会社実はAIにも関わってくる。
何しろ、AIというものは物凄い計算量がいるわけで、それを可能にするのは半導体の性能なのだ。
そういう意味じゃソフトバンクのARMとNvidiaの組み合わせは最強だ。AIを制するのは、米国企業だと思いがちだが、実際はソフトバンクになるかもしれないな。
ソフトバンク
日本の通信会社でみんなも知ってると思うが、意外と世界をAIを制するのはソフトバンクかもしれない。それほど、ソフトバンクのAI戦略というものは大きいものだ。
自動車のDIDI、GRAB、UBERを抑えて、Nvidia、ARMで半導体、その他AIを活用したユニコーンのほとんどを網羅している。まさにAIの申し子である。AIのETFのようなもんだ。
島国日本とはかけ離れた感性を、孫正義は持っている。やはり日本で生きてちゃ分からない感覚なんだろうな。知識と報道がアメリカとは全然違う。
Amazon AMZN
言わずと知れた大企業、アマゾンである。無人コンビニを米国で始めたことでも有名だ。AIに関してはグーグルホームと競合している通り、発想はグーグルと似ている。
つまり目を使ったAIで勝負しようということだ。アマゾンは小売り業者なのだから、当然の発想と言えばそうだ。今のところ開発スピードではアマゾンが優位に立っているとまつやんは見ている。
AIの覇権
グーグル、アマゾン、ソフトバンクの3社を抑えておけばいいんじゃないかな。それぐらい網羅しているし、面白い存在だ。特にソフトバンクは過小評価されているように見えるな。アリババもソフトバンクだしな。
世界で見ると健闘しているのに、過小評価されているのがソフトバンクである。まあ日本の株だけど、世界で戦えるから米国株の枠組みで考えるとということだ。