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シングテルとは
アジア最大の携帯電話事業を会社なりよ~。
持ち株会社なりね。
主要な国はオーストラリア、シンガポール、インド、タイ、フィリピン、インドネシア。
2017年2Qの決算資料貼っておくなりよ
info.singtel.com/sites/default/files/fr_invrel/Q2FY17_Slides.pdf
オーストラリアとシンガポールを中心に経営して、他は株式保有って感じの資料の作り。
Telekomselがインドネシア
Airtelはインド
AISはタイ
Clobeはフィリピン
今はインドネシアが伸びてるねぇ。データ通信が儲かりまくってる時期だからかな。
インドは今少しずつ普及してる。爆発的に二次曲線で伸びる時が楽しみ!
特にテレコムセル(インドネシア)とバルティ・エアテル(インド)に注目!
インドネシアは2020年に2億7千万人、インドは13.8億人と大きくなりそうな市場なんだな!
インドは携帯料金の競争が厳しく利益が確保できるかなど課題もあるが、大丈夫なんじゃないかと思っている。
通話端末からデータ通信端末へ役割移行
日本でもそうだけど、通話料金がどんどん下がる代わりにデータ通信料で課金するようになってるよな?
これは日本だけでなく世界的なトレンド。
インドもインドネシアもまだまだ移行はこれから。
国民の所得もこれから増えていくだろうし、将来性が高く明るいと思う。
12月6日現在の配当は4.64%
jp.investing.com/equities/singapore-telecommunications-ratios
日本だと考えられないぐらいの高配当!
しかもこれからまだまだ伸びていきそうだし、メッチャ期待しております!
シングテルの現在の状況
2017年12月末までの数字を見ていく。全体の数字。
シンガポール、オーストラリアと今までダメだった先進国が今回の決算では牽引した。値下げでシェアを伸ばす作戦に出ており、なかなか好評の模様。
インドのバルティエアテルやインドネシアのテレコムセルの数字。
テレコムセルは順調だが、バルティエアテルがよろしくない。
この理由は、リライアンス・ジオ・インフォコムという会社が2016年10月頃から参入して、通話無料、データ通信無料、無料期間終了後も230円でデータ通信できるぞ!というサービスを展開した結果である。
競争が激化し、バルティエアテルも上記の図の通り、順調に伸ばしていたデータ通信の顧客を逃す結果になってしまった。
リライアンス・ジオ・インフォコムのやりかたは、かつてのソフトバンクを遥かに凶暴にしたやり方だが現在のところ無料でやっているので今後、実際のシェアがどうなるかは不明である。
どちらにしても、収益性を損ねてしまっているが、インドのインターネット文化の発展にとっては悪いことではない。
シングテルはネットサービス部門に関して先進国で培ったノウハウがあるので、ネットが発展することによる恩恵を上手に受ければ収益性も確保できるだろう。
さらに言えば、現在海外部門での稼ぎ頭である、テレコムセルは順調なので、このまま見守っていけばいいと思う。