まつやんの考える、通貨覇権戦争の行く末~第1巻~

ビットコイン1.0(送金系)

ビットコイン・ライトコイン・ドージコイン・DASHコイン・モナココイン

 

送金系のビットコイン1.0は、通貨の役割といってよいでしょう。この分野ではビットコインに一日の長があります。しかし、ビットコインの技術的弱点でも述べましたが、いかんせん遅すぎる。その点をライトコインとDASHコインは克服してきています。

 

しかし、通貨の役割で重要なのは換金性です。また、サードチェーンや、3rdパーティのアプリケーションによってスピードの問題は解決される可能性があります。簡単に言えば、ビットコインの預かり所が、ユーザのビットコイン残高を把握しているならば、預かり所の信用で決済することも可能なわけです。

 

不正がないように身分証明書などを受領し、匿名性を排除すれば犯罪に利用されることは少ないでしょうし、少額決済のみを対応可能にすれば金額的な負担も少ないでしょう。

 

そうなると、今現在価値があり、換金性の高いビットコインが一番優位にあると言えると思います。

 

クラウド系

StorjCoin・SafeCoin

 

次にクラウド系にいきます。

余ったHDDやCPU能力をみんなで提供しあいましょう。そして、協力してくれた人には手数料をさしあげます。
こんな感じなわけですが、この分野で動くお金の量はクラウド市場に消費される金額が最大値になると思います。
逆に言うと、現在のクラウド市場の価格よりも安い価格でなければいけません。

 

では今後、HDDとCPUの価格が性能に対してどんどん安くなったとすると、どうなるでしょう?
データ量がどこまで増大するかにも関わると思いますが、将来的にこの分野がどれだけの資金を獲得できるか不透明です。

 

また、企業がデータを保管する場合には、プライベートのブロックチェーンを利用する気がします。
仮想通貨分野のブロックチェーンは、参加者がいなくなれば機能しなくなります。企業にとってはリスクだと思います。

 

クラウド系は将来、明るい仮想通貨分野ではないというのが、まつやんの見解です。

 

金融機関、法人向け

Ripple

 

次、リップルですが、リップルのシステムそのものは機能すると思います。
既存の銀行は、今の既得権益を保持しながらコストダウンしたいというのが本音でしょう。
それを叶えるものがリップルには存在すると、むらやんは思います。しかしながら、現在世の中に出回っているリップルは法人向けシステムに使われる仮想通貨なのでしょうか?

 

まつやん的には、リップルLABOは、銀行と一緒に甘い汁を吸うでしょうが、今現在あるリップルに価値
があるのかはなはだ疑問です。

 

スマートコントラクト系

Ethereum

 

作成者: まつやん

IT勤務。ゲーム好き。