材料相場は何か月間続くのか?

多くの方が疑問に、そして知りたいと思うテーマ。ある株に材料が出ました。ストップ高になる、そして寄る。そこから全戻ししたり、2倍、3倍、4倍になっていく。様々ですが、どのように見極めていけばいいのかについて語っていきたいと思います。

 

材料相場は何か月間続くのか?

 

大きく分けて3種類ございます。

 

  • ストップ高の後にすぐに全戻しパターン。
  • 2倍まではいくが戻しパターン。
  • 2倍つけた後に4倍、8倍と伸びていくパターン。

 

それぞれこれから解説していきます。

 

ストップ高の後にすぐに全戻しパターン

 

そもそもですね、材料が大したことなければ無風であることが多いのが実情であり、ストップ高をつけるということはそこそこの材料ではあります。では、この全戻しはなぜ起きるのか?

まずは業務提携IRですね、これが大手の場合で対象の銘柄が下がり続けて割安な場合。売りが枯れているものですから、ストップ高ぐらいまではいくものの、業績がすぐに良くなるとかのインパクトがあるかと言えば疑問視される場合。

例えば小さな会社が、電通と広告に関して提携するといったようなIR。電通は大手で素晴らしいですが、電通は他の会社とも提携してますし、広告の取り扱いで言えば様々な種類を扱っている。となると、凄いけど特別なわけでもないのかとなります。こういう場合は全戻しが多いですね。

 

こういうケースは2日から3日で相場が終わります。

 

2倍まではいくが戻しパターン

 

この場合はですね、銘柄の時価総額にも正直寄ります。時価総額が小さい場合、例えば20億~50億ぐらいまでの銘柄だと2倍ぐらいいきます。材料の規模としたら、ストップ高の後にすぐに全戻しパターンとあまり変わりませんね。

まつやんの感覚だと、事前におもらししていて、仕手が入ってるような感じの場合。こういう場合は2倍行く時がまあまああるといった印象です。

ただ、もうこればかりは運です。もちろん、2倍までいくということはそれなりのインパクトのIRです。上記に示したような大手との提携IRで、上手くいけば、大化けするかもしれないぐらいの印象ですね。先ほどみたいに広告で例えるならば、電通と新しいネット広告を協業で開発しますみたいな感じですね。

シェアがとれるなら…ワンちゃんあるかなという感じ。

 

こういうケースは2週間程度で終わります。逆に言えば、2週間で終わるようならそれまでということです。

 

2倍つけた後に4倍、8倍と伸びていくパターン。

 

これは材料としては、例えばですね、ゲーム銘柄ならば、物凄い強力なIPを協業で開発が決定しましたとかそういう奴ですね。イベントが先に控えてリリースに向けて株価が下がりにくくもなりますから、長い相場になりやすいです。

時価総額は低ければ低いほどインパクトはあるでしょうね。その他にはアプリが大ヒットの兆候を見せているですとか、決算で今後の偉大なる成長が期待できるとかそういったものです。

ただし、こういう銘柄は2倍までは早いですがそこから足踏みしてゆっくり上がっていくケースが多いです。だから、握力と我慢が求められる。最低でも1か月半。大体3か月は続く相場になるという印象です。1週間、2週間で見極めない方が良い。

 

業績に大きな影響を直接的に及ぼすことが、確実だろうと思われるIR、不透明感が少ないものであるならば、最低1か月半は保有すべき。2か月、3か月後であってもそこまで値下がりしてしまうことは少ない。数週間で判断すべきではない。

作成者: まつやん

IT勤務。ゲーム好き。