世界最大の企業となったアップル。なぜここまでの成功を収めることができたのか?その要因を探し出すことで、人生になんらかの気づきがあることを考えたいと思う。
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世界で初めにスマートフォンを開発した会社。しかも完成度が高かった。
まつやんはソフトバンクユーザーだったので、割と早めにiphoneに触ることができました。確かiphone3gsだったと思います。それから2年後ぐらいに友人のアンドロイド触らせてもらったんですね。
そしたら、凄いもっさりしてて、使い物にならんじゃないか、これはと思いました。すぐに固まるんですよね。CPUもメモリーも貧弱だったからしょうがないんでしょうけども、逆に言えば、iphoneが自社OSだからといえども、PC製造のノウハウがあったとは言えども、物凄い使いやすく、操作性が滑らかでした。
革新的で、なおかつ。ipodの機能もついていて、操作性などの完成度も抜群。だからこそ、熱狂したんだと思います。
多少雑でもいいから、すぐに製品を出すべきなのか?
話を日本のスマホゲームにちょっとだけ脱線させます。モンスターストライクというミクシィのゲーム。ユーザーがたくさんついてたんですけども、なかなかCMしなかったんですね。CMしないから、ユーザーは少しずつ減っていくし、大ブームになる前に既にオワコンと言われていたんです。
でも、CMしないで、ブラッシュアップを重ねて、サーバーの増築プランを練り、満を持してCMした結果、ユーザーの心をつかむことができました。
完成度は必要
中途半端な完成度のままCMなどのプロモーションを打っても、ユーザーの心を射止めることは難しい。広告の前に製品のブラッシュアップをしておかないと、大規模なヒットにはならない。
まつやんも消費者として、長年も生きてきましたが、大ヒットする製品というのは、物凄く企画と製品が練ってあります。準備というのは確実に必要なことです。
アップルはなぜ時価総額1兆ドルを超えることができたのか?
最初の設計のうちから、既に完成度が高かったからだと言えます。それこそスティーブジョブスの仕事が完璧であったという証明にもなるでしょう。
ジョブスが、スマホを発表した時に、既存のゲーム産業はiphoneがすべていただくと言っていました。もうずいぶん昔のことですが、まつやんも、まさかそんなことはないだろうと思っていました。
しかし、現実としてゲーム会社のほとんどがスマホの市場で戦っています。コンソールも生き残ってますが、スマホの方が市場規模は既に大きい。
こういう設計があったからこそ、完成度があったからこそ、アップルは時価総額1兆ドルの快挙を成しえたのです。