アベノミクス終了後を株式投資家として生き抜くには?アベノミクスはいつ終わるのか?

アベノミクスが始まってから5年、6年が経過しようとしている。その間には多くの投資家が億り人に輝いた。多くの人間の人生を左右したことは間違いない。

このアベノミクス、いつになったら終わるのか?アベノミクスが終わったその後どうなるのか?考察していく。

 

アベノミクスはいつ終わる?

 

安倍晋三氏の退任か日銀の緩和政策の終了が、アベノミクス終了の合図になる。既に大規模緩和は銀行の収益圧迫などの副作用を起こしている。

その結果、日銀もどこかで緩和を終了しなければいけないと思っている。いわゆる出口戦略に関しては既に議論が始まっている。

アベノミクスの終了は遅くても2021年9月までとなるだろう。それよりも早く終わるのではないかとまつやんが考えている。

 

アベノミクス終了後の世界

 

総裁選で石破茂が負けたことから、不出馬を決めた、岸田文雄が次の総理大臣になることはまず間違いないだろう。ただ、この岸田文雄という男、財政規律を大事にする男である。

つまり、安倍晋三のようなバラマキは期待できないということだ。

まつやんの予想では、岸田文雄が日本を不況に陥れるのではないかと考えている。まあ、もっとも、今のペースで国債を発行しまくることは身の丈にあっていないという意見もわからなくはない。

 

高齢化社会とアベノミクス後

 

景気が悪くなっても、財政規律を重んじるのならば、社会保障費に関しても改革が進むことが予想される。日本の税収に対して、現在の社会保障費は身の丈にあっていない。

今後は医療など、自己負担が増える可能性がある。

アベノミクス後の世界はこのように明るくない社会になる可能性が高い。

景気は悪化し、社会保障費のカットというようなことになるだろう。株価も当然下がっていくと思われる。しかし、それが本来の姿であり、アベノミクスはかりそめの春だったのかもしれない。

 

株式投資家として、アベノミクス後を乗り切るのはどうすればいいか?

 

今以上の伸びしろは世界経済的に見てもあまりない。ならば無理に買いに進まないことだ。少しずつ資産を整理するのがいいだろう。

現金や債券に変えておいた方が良い。

2023年頃に、再び上向くのではないかとまつやんは考えている。そこまでは大きな投資をすることは我慢である。

今回の異次元緩和、アベノミクスで緩和が必ずも正しくないことが分かった。今後、大規模な緩和は行われにくくなるだろう。

その点からも、急激な株価回復、上昇は今後見込みにくい世の中になるかもしれない。慎重に振舞うこと。これが今後生き抜く中で大事なことになる。

 

作成者: まつやん

IT勤務。ゲーム好き。