逆張り、順張りのコツ【まつやんの手法】

この記事を読むベネフィット

 

  • 逆張り、順張りのそれぞれメリット、デメリットを理解できる
  • 株価の動きをイメージできるようになる

 

逆張りとは?

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逆張りとは、株価の傾向に対して反対方向に向かう売買をすることである。具体的に、例えばリーマンショック時のような株価が下落傾向の時に株を買うことを逆張りという。アベノミクスのような上昇傾向の時に売りで入ることも同様に逆張りと言う。

 

メリット

ドンピシャのタイミングではまれば、大きな利益を得ることができる。なぜならば底値からの反動は手仕舞い買いなども巻き込むので、大きい傾向にあるからだ。

底値を掴むのは難しいが、あたれば大きいし、ポジションにも余裕ができるのでホールド力が高まる。結果大きな利益を獲得できる傾向にある。

 

デメリット

そもそも、逆張りはトレンドに逆らう売買である。底値を確認してから動く方法ではないので、損切りポイントが不明確になりやすい。また相場は行き過ぎることが多々ある。理論上底値に見えて、底がまだまだ先だったとなると大失敗ということになる。

日本の投資家はバリュー投資教育を雑誌などから受けている。その結果、逆張りの投資家が非常に多い。特に株初心者は損切りできずに塩漬けになりやすい。どちらかと言えば上級者向けの投資法であることを今一度ご確認いただきたいものだ。

 

逆張りのタイミング



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個別株の売買においては、基本的には逆張りうんぬんでは、まつやんは売買しない。材料や下値余地を考えて売買する。こちらについては以下の参考記事を参照して欲しい。

 

 

まずは、日経平均株価における逆張りを考える。個別株の売買にもある程度参考になると思う。

さて、まつやんはブログで繰り返し述べているが、株は需給である。ということはだ、逆張りというのは需給が反転するポイントをとらえると成功するということになる。

では、株価が反転する時はいつなのか?信用倍率というものを使って考えてみたい。

 

逆張りに使える指標!信用倍率とは?

信用倍率というのは、信用取引(お金や株券を担保にして実際の資金以上の株取引をすること)における、買いと売りの比率のことである。こちらと日経平均の差が離れると株価が反転しやすいと言われている。


MARUSAN-SEC様参照

直近のデータをを知りたいなら、下記を参照して欲しい。

参考記事|直近の信用倍率

これを見ると、信用倍率と日経平均は2017年2月15日現在乖離していることが分かる。そうなると今後は信用倍率が上昇するか、日経平均株価が下がるかのどちらかが起こると予想できるだろう。

まつやんとしては日経平均が下がる方向で考えている。

 

デイトレードで逆張りする方法

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これは単純な話になる。ストップ安になるような材料でない株がストップ安近くで売り込まれたポイントで逆張りすると良い。どの材料がストップ安の要因でどの材料がそうでないかは、経験則やその時の市場環境がもの言う。なので、一概には言えないが、ポイントを2点まとめる。

 

  1. PERから見て過熱感がありなし
  2. 株価の上昇要因以外での悪材料であるかどうか

 

特に大事なのは2番目の「株価の上昇要因以外での悪材料であるかどうか」である。

 

株価の上昇要因以外での悪材料

例えば、直近の株価の上昇が、物凄く売れそうな新製品の開発を発表していたことが要因であるとしよう。そんな時に増資が決定されてしまう。

普通に考えると増資というものは、悪材料だ。しかし、このケースでは、増資をしたからといって新製品の開発に関係するものではない。このような場合は、一度株価が売り込まれることがあるが、その後復活することが多い。

絶妙な逆張りのタイミングになるというわけだ。

 

5分足による逆張り手法

デイトレでは5分足もよく使われる。値幅がとれるケースがそんなにはないので、しょっちゅう使う訳ではない。しかし、長期投資やスイングのエントリーをする時に、少しでも買い単価を下げるために理由するのは一手だ。

5分足の逆張り手法は簡単だ。反転したところで、すかさず逆張りすれば良い。

 

イマジニアの例

朝一から10時10分ぐらいまで綺麗に右肩上がりで5分足が伸びているが、10時半には5分足チャートが壊れていることが分かる。その後10時半から13時10分ごろまで下げトレンドの綺麗な5分足チャートが続いている。

このチャートで逆張りの判断ができるのは2つの時間。

 

  1. 10時30分
  2. 13時45分

 

トレンドの転換をはっきり認識できる。時間軸とチャートの傾きを考えて綺麗にラインが引けなくなったところが逆張りのタイミングになる。

ここで重要なのが、時間軸を大きめにとることだ。

5分足のトレンドというのは意外と長く続く。2時間、3時間続くのはザラだ。なので、少しトレンドからずれたからといって損切りをするべきではない。

そんなことをしていたら、損切り貧乏になってしまうからだ。

 

スイングトレードにおける逆張り

スイングトレードにおける逆張りには2種類ある。

 

  1. 材料を期間に含めないこと
  2. 材料を含めること

 

材料を期間に含めない場合はテクニカルを使う

具体的に言うと、決算にかぶたない期間でスイングトレードを行うということだ。売られ過ぎ、買われ過ぎなどで需給の反転を狙うということである。

 

RSI

分かりやすい動画で5分で見終わるので、参考にして欲しい。

簡単に言うと、株が買われ過ぎているか、売られ過ぎているかの指標になる。まつやんが使用している方法は14日間でRSIが20%割れしている時に打診買いしても良いという手法だ。

注意点としては、あまりにもひどい材料が出ている場合は全く機能しないのがRSIである。例えば倒産するかもしれない系の材料である。

悪材料が次から次へと出てくるようとしよう。その場合、需給が悪材料が出る度、悪化してしまうからだ。

 

ボリンジャーバンド

RSIと基本的な方向性は同じオシレーター系の指標である。どちらかと言えば、ボリンジャーバンドの方が視覚的に分かりやすいかもしれない。


ミクシィの1年チャートポリンジャーバンドの図

上記を見ても分かるが、-2Aの時に反発する傾向があることが分かる。

注意点としては、元々が移動平均線を中心としているので、下げはじめの段階ではボリンジャーバンドは機能しない。なぜなら、下げるほどにポリンジャーバンドの範囲も下がってしまうので、前のバンドが役に立たなくなってしまうからだ。

ではどのように使えばいいのか?答えは自分なりに底値を予想することである。底値の予想で予想平均線を結んで未来のボリンジャーバンドを作る。それを元に売買するのがいいだろう。

 

材料を含める場合

決算を跨がせてスイングする手法もある。つまり決算を契機に需給の逆転を狙う方法だ。決算ギャンブルと言ってもよい方法である。

この場合は決算がコンセンサスを越えてなければならない。また決算内容ではなく、決算と同時に新しい材料が発表される可能性がある。製品開発についての進捗状況などで売買銘柄に注目が集まることが見込まれる場合には勝負するのもありだ。

 

順張りとは?



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株価のトレンドについていく形での売買方法である。具体的に言えば…

 

  1. 上げ基調の時に買い
  2. 下げ基調の時に売り

 

順張りはこの2種類に集約される。

 

メリット

トレンドフォローの投資方法なので、トレンドが終わった時に損切りすれば良い。損切りポイントはみつけやすいはず。

 

デメリット

トレンドの変わり目でばかり売買していると、損切りばかりになり全然儲からない可能性がある。

 

順張りのコツ

大きなトレンドに乗らなければ利幅がとれない。だからこそ、この波に乗るべきなのか、そうでないのかを見極めるセンスが問われる。

株価が上がるケースは主に2種類。

 

  1. 材料
  2. 業績

 

である。

 

材料

逆張りでは、悪材料の見極めが大事だった。順張りでは好材料の見極めが大事になってくる。つまり、今回出た材料は初動で終わってしまうのか?それとも今後も長く続くものなのか?この二つについて考えなければいけない。

見極め方のコツとしては、時価総額と想定される売上、利益のバランスで考えると良い。時価総額20億、30億の会社が売上100億を見込める材料なら大きな材料になる。しかし、時価総額1000億の会社にとってみれば大した材料ではない。

 

業績

まず、一時的なものなのか継続的なモノなのかが大事だ。例えば不動産の売却益で儲かったとする。これは一時的なものだ。一時的な収益で業績が物凄く良く見えても、相場は長続きしない。打ち上げ花火で終わることが多いので、ご注意いただきたい。

一方で、例えばスマホゲームアプリが大ヒットしそうだとしよう。ダウンロードと比例して収益が伸びそうな形になれば、積極的に業績買いしていくべきだ。

ただし、時価総額と比較して考える必要はある。

一番良いのは、業績も上り調子で、上積みの材料が出そうな株を順張りすることである。例えば、強力なIP(ドラゴンボールやワンピース、うたプリなど)ゲームのリリースが控えていて、なおかつ業績と時価総額を比較して割高さがないなら順張り対象になる。

 

デイトレードにおける順張り






 

当たり前だが、銘柄選定が一番大事になってくる。選定に関しては以下の記事で毎日更新しているので、参考にして欲しい。

 

 

選び方の方針としては、三つ。

 

  1. PTSでストップ高していないこと
  2. ストップ高してもおかしくない材料であること
  3. 他銘柄と比較して資金が集まりそうなこと

 

PTSでストップ高していないこと

ストップ高したら、もはやデイトレできない。なので、ストップ高しないというのが第一条件だ。ただし、あまりに強力な材料だった場合は翌日のギャップアップを狙って買いにいくのは良い。

2回、3回分ストップ高しそうなら、1回目のストップ高で株券をゲットできれば、儲かるという寸法だ。見極め方は上記で述べたとおり、材料と時価総額を比較して考えるべし。

 

ストップ高してもおかしくない材料であること

これまた難しい判断になる。市場の思惑のギャップを狙うということだな。凄く良い材料なのに、寄りつきが安く始まることが稀にある。そういう時は順張りで飛び込んでいって良い。

株価については需給なので、情報が周知されていないからこそ株価が上がっていない可能性があるのだ。材料がどの程度出回っているかにも注意したい。

ツイッターなどのSNSで情報がどの程度拡散されているかにも注目だ。ツイッターなんか関係ないだろと思われがちだが、意外と拡散効果は高いようにまつやんは感じる。

 

他銘柄と比較して資金が集まりそうなこと

これまた需給のお話になる。株式市場のお金というのは有限だ。なので、ある銘柄に資金が集まればある銘柄の資金が抜けると考えて良い。

BNF氏やCIS氏なども言っているが、「今一番買われている銘柄を買うべし」という格言がある。この2名は超有名な個人投資家である。詳しく知りたい人は参考記事を参照して欲しい。

 

 

どの銘柄に資金が集中して、どの銘柄から資金が抜け始めているかを考えながら売買すると、株取引の精度が上がるはずだ。

個別銘柄の分析も大事だが、市場のお金の行方の全体も見渡すべし!木を見て森を見ずにならないように。

 

スクリーニングの方法






 

逆張りの項目で述べた、RSIやポリンジャーバンドを使ったスクリーニング方法をおすすめする。ポリンジャーバンドは-3σで、RSIは20%が理想。

おすすめのサイトも紹介しておこう。とても見やすいので重宝すると思う。

 

参考サイト|株センサー

 

スクリーニングした後は銘柄分析を行う。なぜ株価が下がっているのかを考えたり情報収集をする。まつやんの場合は2年チャートを見て、底値判断の指標にする。2年チャートの底値を完全に抜けたら損切りという感じだ。

損切りポイントを決めたら、次は利食いのポイントを決める。株価が下がるということは、需給が弱いということだ。基本的には下げ方向のはずなので、長くホールドするのは禁物だ。

一般的には、RSIが-1σぐらいになれば利食いでいいだろう。今後の材料を見込んだ投資法なら、その材料の大きさ次第ではトレンドそのものが変わる可能性がある。そのような場合はもっと利を伸ばすのも良い。

まつやんは、オシレーター系の指標だけではなく、再成長が見込めるだけの材料を持った企業でないと投資しない。なので、スクリーニングはあくまで候補を探す方法である。

実際の投資となると、むしろ指標はおまけ程度で、業績や材料を重視しながらという形が良いと個人的には思う。

 

ケーススタディ|IPO銘柄






 

IPO初値に特攻する場合はほとんど順張りだと思う。特攻する場合にはどのような根拠があるのか?ここではそれについて考えてみようと思う。

まず、IPO銘柄というのは手垢がついていない。つまり含み損の人がほとんどいない。IPO抽選でゲットできる人もいるが、数が多くなければ売り圧力が非常に少ないのだ。

夢のある事業であったり、上場後もたくさん材料が出てきそうな銘柄は買われて暴騰する傾向にある。将来の材料が見込めるということは、将来的に買い需要が見込まれるということだ。

その時の買い需要に売りをぶつければ高く売り抜けられるという想定で買い進んでいくのだ。買われそうなIPO銘柄の特徴としては…

 

  1. 経営者が有名人だったり、取締役にTVでも知っているような有名なプロデューサーがいる
  2. 現在注目されているセクターに属している(例えばVR・MR・AR関連などの新技術)

 

などを考えてみると良いだろう。

 

まとめ

 

順張り、逆張りについて語ってきた。大事なポイントを集約すると、需給の転換点をいかに掴むかにある。需給には様々な要因がある。

 

  • 値ごろ感(割安度)
  • 株式市場全体の盛り上がり
  • セクターの注目度
  • 該当銘柄の注目度

 

複合的に考えなければいけなく、オシレーター系の指標を使えば必ず儲かるというものではない。同じ材料が同じような会社から出たとしても、同じように盛り上がるとは限らないのだ。かと言って、盛り上がる場合もある。

株を買いあげるプレイヤーの有無だったりも影響してくる。東証一部が盛り上がっている時は新興市場にお金がこなかったりなどの外部要因もあるのだ。

このへんは経験を積んで掴んでいくしかない。長年やっていると、チャートの形や板の雰囲気なども含めてなんとなく分かる時がある。もちろん外す時もあるが…

まつやんのポートフォリオや考え方を紹介している記事を見て、相場観を養う栄養としていただければ幸いである。

 

 

Q&A

 

順張りの押し目で買い増ししたいがどうすれば良い?

5日線か25日線がレジスタンスになることが多い。なぜ多いかというと、デイトレでそこを狙う人が多いからだ。結果、需給が発生する。

5日線か25日線を抜ける抜けないあたりを狙ってみると良いだろう。

 

順張りで勝てない。蒔けばかりで儲からないんだが…

おそらくだが、トライ回数が多すぎるのではないだろうか?有名投資家のCIS氏、BNF氏の言葉をもう一度思い出してみよう。今一番強い銘柄を買うというのが大事だ。前日のPTSや、ツイッターなどを参考にして銘柄選びを吟味してみよう。

また、材料によっては短い相場になってしまうこともある。チャートの勢いを感じることも大事だ。板読みができるレベルでなくても雰囲気がつかめるレベルになれば、勝率も上がると思う。経験を積むためにも勝てない時は少額、ないし見学で相場にのぞもう。

 

順張りが怖くて逆張りばかりしてしまう。安全に順張りできないだろうか?

上記で述べているが、押し目を利用すると良い。押し目が「だまし」であればすぐに損切りすれば良い。このようにすれば損失額は大きく膨らまないはずだ。損切りにおける売買ルールをエントリー前に作っておくことだ。

 

逆張りは、日本人個人投資家の典型なの?負けるカモ?

株に関して少し知識をつけた人は、逆張りを馬鹿にする傾向がある。まつやんは逆張りは結構好きだ。材料が控えていてPER的に底値付近の株は損しにくいので期待値が高い。

逆張りでやってはいけないのが、業績が落ち目の企業への買いだ。業績が落ちていくというのは割安ではなくなっていくということ。

どこまで落ちるのか明確な目安をつけていかないといけない。そして業績がターンアラウンドしないと需要が発生しない。落ち目の企業に新しい需要が発生するのは相当なエネルギーがいることだけは覚えておこう。

後は逆張りはトレンドに逆らう投資方法である。長期投資で逆張りするなら、経営状況が良くなる明確な根拠がなければ危険である。

 

逆張りは我慢比べなの?もしそうなら、現物が最強?

まつやんが逆張りでエントリーする時は、必ず将来に何かしら好材料が控えている銘柄をチョイスする。なので、我慢というのが分からない。ただし、現物が最強かという問いへの答えはイエスだ!

信用取引は資産を加速度的に増加させるには優れたツールではあるが、突発的な事故に弱い。また無慈悲な空売りにも無力である。相場というものは、いきすぎるのが常なので、信用取引でのギャンブル的要素が大きいということは認識しておかなければならない。

 

逆張りと順張りはどちらが難しい?勝率はどちらが高いか?

逆張りか順張りのどちらが有利というよりは、銘柄選びが大事になる。ただし、共に最高の銘柄を選んだ時は逆張りの方が勝率は高くなるだろう。

逆張りは割安さに対してしかけるわけであるから、その分、見直しが入れば株価が上がりやすい素地がある。ただし、何をもって割安というかは人それぞれだ。

PERなどの指標だけでなく、どこがマイナス評価されていて割安なのかをよく考えてみるのが大事だ。具体的には同業他社と比較しての数字を考察することをおすすめする。

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